本日3月8日、第2回目の図書館学習会を行いました。
発題者は前回の学習会に引き続き、めむの杜会員で町図書館協議会の委員でもある島田さん。その他にめむの杜から正村、小寺、そして今回は町図書館でボランティア活動をされている2名の方々が参加しました。
今回の学習テーマは「”これからの図書館”、”図書館の可能性”をさぐる」。様々な資料や文献の要約に眼を通しながら、現在の社会における公立図書館の役割をいくつかの項目に分類して考えてみました。
いくつかの重要な論点のなかで印象的だったのは、情報の受発信の在り方が爆発的に多様化している現在、従来図書館が担ってきた「資料収集」および「利用者への資料提供(レファレンスサービス)」の機能は、より高い質的向上が望まれるだろうということ(=高い専門性や能力に裏付けられた図書館司書職の重要性)でした。
また、それらの機能向上だけでなく、これからは図書館自らが情報やサービスを住民に向けて(地域へ出て行って)発信していく機能、つまり「人(地域)と情報を繋ぐ」という働きにおけるより積極的な取り組みが求められているのではないかということにも言及がありました。
参加者からの意見としても、図書館の情報”発信”能力のさらなる向上を求める声があがり、たとえば地域のコミュニティーセンターを活かすなどした「本と人とを繋ぐ場」を図書館の外にも設けてみてはどうだろう、というような建設的な意見もでました。
また、もっとシンプルなところでは、より多くの地域住民層、たとえば市街地外に居住する高齢者などにも図書館の魅力、ひいては読書そのものの楽しみを積極的に伝えるなどして「とにかく図書館という場に足を運んでもらいたい」という思いも分かち合われました。
さらには、現在いくつか存在する図書館ボランティア同士の情報交換や相互協力をより密にすることで、ボランティアサービスの質的向上を図りつつ、地域住民が自らも「図書館に関わりたい!」と思うような”参加型”の楽しいとりくみを創出できないだろうか、という意見もでました。
今回の学習と話し合いでは、かなり「地域」という観点がクローズアップされたように思います。それだけに、普段地域でさまざまなボランティア活動に関わっている参加者からの発言にも一層思いが込められ、とても有意義な意見交換の場になりました。
最後に島田さんからは「次回の学習会では、ワークショップ形式による意見交換をメインとしてはどうか?」という提案がありました。
「わたしにとっての理想の図書館」というようなテーマになるでしょうか。図書館や読書ということについては、たくさんの方々が、たくさんの思いをもっておられることと思います。それをワイワイと分かち合えれば、とても楽しい学習会になりそうです。
次回の学習会の詳細はこれからめむの杜事務局で煮詰めて行きたいと思います。日程と内容が決まりましたらブログや通信、新聞広報等でお知らせ致しますので、ぜひ皆さんもふるってご参加下さいね!
(めむの杜/小寺)

