10月に試験営業を行うめむの杜のコミュニティ・レストランの屋号が決まりました!
「まちなかひろば」と言います。「まちなかひろば」では、ランチを楽しんでいただくだけではなく、さまざまなイベントも開催してみよう!と準備を進めているところです。イベント講師や生活情報発信、楽器演奏などの特技を披露して下さる方、どうぞコミレス「まちなかひろば」でお待ちしています。
10月に試験営業を行うめむの杜のコミュニティ・レストランの屋号が決まりました!
「まちなかひろば」と言います。「まちなかひろば」では、ランチを楽しんでいただくだけではなく、さまざまなイベントも開催してみよう!と準備を進めているところです。イベント講師や生活情報発信、楽器演奏などの特技を披露して下さる方、どうぞコミレス「まちなかひろば」でお待ちしています。
下記の通り、児童文学者・加藤多一さんの講演会を行います。加藤さんは多くの創作を世に送り出してきた北海道を代表する児童文学者です。
当日は加藤さんから「ことば 人と人、人と地域をつなぎとめるもの」と題した講演を頂きます。地元北海道の自然や人、人の暮らしと歴史に思いを寄せながら子どもたちへの物語りを送り届けてきた加藤さんの、「ことば」によせる思いをお聞きします。
また講演に先立ち、加藤さんの最新短編作品集「空に棲む」収録の作品を一遍、芽室町内の朗読サークル「こずえの会」の小林美恵子さんによる朗読でゆっくりお楽しみ頂きます。耳で”読む”文学も素敵ですよ!ひととき、文学者とその作品につづられた「ことば」にそっと耳を傾けてみませんか?
記
日時:2010年9月12日(日)13:30〜15:30
会場:芽室町図書館視聴覚室
テーマ:加藤多一の世界 朗読と講演「ことば 人と人、人と地域をつなぎとめるもの」
対象:どなたでも/参加無料
主催:特定非営利活動法人めむの杜
共催:財団法人北海道文学館、財団法人北海道教職員厚生会
協力:芽室町図書館、芽室町教育委員会
*当事業は財団法人北海道文学館事業「文学館出前講座」による講師派遣事業として実施されます。
昨日はコミレス試験運用で活躍いただくシェフやアシスタントの方々にむけて説明会が開催されました。
参加された皆さまにはお盆過ぎとは思えないほどの暑さの中、また休日のお休みのところにもかかわらず、足を運んでいただきましてありがとうございました。

めむの杜理事長小寺より皆さまへご挨拶。そしてめむの杜がこれまで取り組んできた活動を紹介しました。 10月に開催されるコミレス試験営業では地域に「集う場」があることの必要性や可能性を確かめること、そして連続した場をもつことで新たな人、食材、催しなどを再発見したいと考えています。
つづいて霧多布湿原センターの今さんから湿原センターで取り組んでいるワンディシェフについてお話しをしていただきました。
センターでは4年前にワンディシェフを導入。地域の食材を使って料理を作り、料理を提供する。料理を作る人、お客様、そしてお客様同士がつながっていく手応え。試行錯誤をしながらもその成果をしっかりとみつめ、「ワンディミュージック」「ワンディカフェ」などワンディシェフから始まった試みはさらなる人とのつながりへと発展している…という今さん。
子ども連れでもゆっくり過ごされている方や普段はあまり会わない「ご近所」さんとセンターで出会って話しがはずんでいる方などは思いがけない利用の仕方だったとか。
今さん、ありがとうございました。
こうした目に見える成果の裏側にはコーディネーターの存在がなによりも大事です。コーディネーターの仕事はシェフの手配や地域の方々への協力や呼びかけなど。またワンディシェフ当日ではシェフとお客さんとのつなぎ役であり、慣れないシェフを落ち着かせて力を出させる、お客さんとシェフをつなぐ役…など役割は実に多様です。
霧多布では今さんがコーディネーターでした。【場】があることはとっても素敵なことだけど、コーディネーターという存在はもっとその【場】を発展的で可能性のある魅力的な場に変えることができる存在なんだと思いました。
説明会は終わりましたが、シェフ、アシスタントスタッフの募集は引き続き行っています。「もうちょっと詳しく話しを聞きたい」とおっしゃる方、どうぞお電話ください! 080-3296-1777です。一緒に芽室のまちを盛り上げてみませんか?!
今めむの杜では10月のコミレス試験営業にむけて準備を進めているところです。
8月22日はシェフやボランティアとしてご参加いただける方や興味のある方を対象に説明会を開催いたします。お忙しい時期ではあります、みなさま振るってご参加いただけましたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
現在めむの杜では、秋から冬に向けての様々な企画を温めています。そのうちの一つが「めむろライブラリートーク」。これまで4回を重ねてきましたが、毎回、講師の方々から頂戴するお話が素晴らしく、主催をしている私たち自身が深く励まされ、教えられる内容でした。
さて、その第5回目が来る9月12日に芽室町図書館にて開催予定です。今回のゲストスピーカーは、北海道を代表する児童文学作家の加藤多一氏。これまで数々の作品を世に送り出してきた加藤さんより、「ことばと人」に寄せる思いを伺いたいと考えています。
つい先日も、講演の内容について加藤さんと少し電話で打ち合わせをしました。そのときに加藤さんがポロリとおっしゃったことばがとても印象的でしたので、ここに紹介します。
会話の中で、今回の講演時にご紹介していただくことになっている新作短編作品集『空に棲む』が話題になったときのこと。この作品集が、加藤さんが属する文学協会の「自費出版」というかたちで発刊されたことについて、加藤さんは「自費出版にした理由はいくつかあるけれど…」と言いながらも、次のようなことをおっしゃいました。
「まぁ、これはつまり、”ごはん食べていかないかい?”というようなことだよ」。
これを聞いて僕は、なるほどなぁ…と、うなってしまいました。文学者というのはこういう言い方をするのだなぁ…すごいなぁ…と。
”出版不況”の渦中に於いて、つまり、確実に売れるという保証がなければ本がなかなか世に出せないという現況のなかで、出版に要するコストや労力を自分たちで負ってでも作品を世に出してゆくということ。それは一見すれば(そして、限りなく意地の悪い見方を敢えてするならば)「出版業界コマーシャリズム(商業主義)からこぼれ落ちてしまった」ということなのだと捉えることもできるかもしれません。
コストばかりが高くつき、反面、大量の部数を捌けるわけでもなく、見返りが大変少ない「自費出版」は、いわずもがな、”金儲け”の手段としては自ずから失策です。しかし、そうした側面を多少なりともどこかで認めつつも、いやそれだけじゃないんだ、と、ひとは前を向き直ることができるのですね。
そう。たとえば、人と人とが町でばったりと出会うとする。たとえば、誰かが誰かの家にふらりと訪ねて来たとする。そのときに、何の豪華な待遇はできなくとも「まあ、ごはんでも食べてけよ」と笑顔でひとこと勧め、家に招き入れ、心づくしのもてなしをする。相手のために時間を費やしてごはんを作り、それを供し、ひとときを共にする。そのとき、そのコストは当然自分で負担することになるし、食べさせた相手からの見返りなど求めない。
「よく来てくれたなぁ!ありものだけど、何か美味いものつくるから、まあ、ゆっくりごはん食べていかないかい?」
昔も今も(たぶん)ずっと変わらずに、この世界のどこかの田舎町の片隅で毎昼・毎夕繰り返されているであろう、このじつにシンプルで、しかしなんとも温かなコミュニケーションの在り方。それが、今回の「自費出版」の意味かもしれない、と加藤さんは言う。
つくづく、なるほどなぁ…と思う。
9月12日。そんな思いの中で僕らに供されようとしている「加藤多一のことばたち」は、さて一体、僕らにとってどんなふうに滋味に富み、どれくらい豊かに僕らのお腹を充たし、愉しい宴のひとときをどのように幸せなものにしてくれるのかーー。僕は、いまからとても楽しみでなりません。はらぺこにして、加藤さんとの出会いを待つことにします。
(こでら)